認定インストラクター・活動方針と事例集

「厳しくすることが平等」だと思っていた ~ 特別支援学級で気づいた寄り添う支援

作成者: naik|Aug 7, 2026, 2:54:16 AM

現在、特別支援学級の担任として働いています。これまで担任をしていて、この子の態度は、障がいの特性なのか?性格的なものなのか?で迷う事がよくありました。

性格的なことでとっている態度だとしたら、その行動を受け流してしまうのは、子供にとってよくないので、厳しく指導したり、口うるさくすることもありました。

『健常者と障がい者の区別をしない代わりに、障がい者にも、よくない態度【怠慢など】に関してダメなものはダメと厳しく指導するべき』と、思ってやってきました。

厳しくすることが、彼らを平等に扱っていると思い込んで指導していました。

問題行動の背景にあるものを知る

今回の講座で、問題行動のなかには、障がいによるものだけでなく、アタッチメント不足で起きる『愛着障害』というケースもあり、発達障害と特徴が類似する事を知りました。

今まで、生徒のわがまま発言や、衝動的な態度、暴力行為や、自傷行為などを、何となく『愛情不足?!』と感じていたものの、はっきりとしたことがわからず、何をどのように対応したら良いのかわからないでいました。

ほめることや、コミュニケーションはできたとしても、抱っこやスキンシップまでは、学校で行うことではないし、第三者が行なっても意味を持たないと思っていました。

発達支援におけるアタッチメントの大切さ

この講習では、発達支援においては、特に、乳幼児期・幼児期のスキンシップが大切であること、また、その行為は、保護者(親)だけではなく、保育士や教員など第三者が行っても、効果があることがわかりました。

衝動的になってしまう生徒への関わりを変えてみる

実際に、勤務先の中学校の支援学級に、衝動的になってしまう生徒がいます。

その生徒が、衝動的な行動を起こした時は、よく話を聞くことや、生徒が不安と感じていることは、なるべくさせず、作業の途中でも、本人がやれないと判断したら無理にやらせず、本人の意思を尊重するようにしました。

今まで、問題児あつかいされてきて、自尊感情が傷ついて苦しんでいる生徒には、心に寄り添った接し方をすること、その具体的な方法に確信が持てました。

「感覚統合」の学びを学校での実践へ

また、体育や自立活動では、子どもたちの体の使い方などの改善のために、講座で習った「感覚統合」のワークを交えることで、子どもたちの未発達な感覚を刺激して、より感覚を高められることがわかりました。

将来は、誰もが参加できる「遊びの教室」を

将来は、インクルーシブを用いた、感覚統合を大切にした『遊びの教室』を開きたいと考えています。

そのきっかけは、子どもが、発達障害と診断された母親から、習い事に通いたくても断られた話を聞いたことでした。

私も経験がありますが、親としては、子どもの発育・発達が気になり、そこに『育てにくさ』を感じると、もっと不安になってしまいます。

そういう親御さんにとっての『支援者でもあり、指南役である』『安心を与えられる人』を目指したアドバイザーになっていきたいと思います。

この事例で活用されている講座

「アタッチメント発達支援療育アドバイザー」について詳しくご覧いただけます。

アタッチメント発達支援療育アドバイザーの詳細はこちら