発達障がいについて、本で読んでなんとなくは分かるけれど、実際に保育園ではどうしたらよいのか、悩んでいました。もっと、ちゃんと理解したいな。と思う気持ちは常にありました。
私が勤める園ではまだまだ古い考えの保育士がいらして、個性の強い子どももみんな同じ事をするように保育しています。
“それで良いのかな?”という疑問がありました。
今回運動会に向けて、3歳男児のS君の加配担当になったのをきっかけに、発達支援アドバイザーの講座を学ぶことにしました。
講座を受けたのをきっかけに、発達障がいについて自分なりに調べて、そして今回学んだスキルと照らし合わせる作業をしました。
S君について分かったことは、ADHD「混合して存在」しているのと、ASDな所もあります。彼の気持ちに寄り添い、短い言葉で伝えたり、絵カードで次の行動を伝えていくうちに、混乱はしつつも、出来ることは増えてきたように感じます。
笑顔も増えました。
運動会の練習では、S君自身の気持ちが落ち着けば、曲に反応して動けることが分かりました。
落ち着くためには講座で習ったアタッチメントトリートメントの効果は抜群でした。気持ちを理解してあげる事や、インリアルアプローチやスキンシップで、寄り添うことをしました。
こんな風に理論的な考え方に変化したことが、今回アタッチメント発達支援を学んだ意義でした。
どのような環境の子どもでも、苦手があって、得意があって、優勢があって、劣勢があるのは変わらないということ。
『アタッチメント発達支援』は得意や優勢を伸ばし、苦手や劣勢を軽減するという考え方。すべての子どもの発達にとって、良い影響をもたらすものなのだということ。
豊かなアタッチメントのもとに育てると、子どもの発達に良い影響を与える。健常児、障がい児、原則は同じである。発達障がい児の場合は特に手間をかけて取り組む必要があること。
アタッチメントを満たしてあげる事が最重要で、そうすることで情緒が安定し問題行動が減少する。社会スキルの獲得は格段に促進され、その結果、社会適応しやすくなる。保育に当てはめると、納得することばかりです。
アタッチメント…本当に素晴らしいと思いました。
まだまだ勉強不足ですが、いろんな技法を読み返して頭に入れつつ、寄り添える保育士めざして発達支援に取り組んで参りたいと思います。
実際に学んだことを取り入れていく中で、職場でも共有していけたらと思っております。