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title: 自己肯定感を傷つけない叱り方とは
description: 子どもの自己肯定感を守りながら叱るための実践的な声かけと手順を発達心理学の視点から解説。親子の信頼関係を育む具体的なコミュニケーション方法をお伝えします。
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[発達心理学から子育てを学ぶ](https://blog.naik.jp/developmental-psychology-parenting)

# [自己肯定感を傷つけない叱り方とは](https://blog.naik.jp/developmental-psychology-parenting/自己肯定感を傷つけない叱り方とは)

 作成者: [naik](https://blog.naik.jp/developmental-psychology-parenting/author/naik)｜2026/08/18 2:51:26

## なぜ、叱り方が子どもの自己肯定感に影響するのでしょうか

「子育ては、『いかにして良いアタッチメントを築くか』に尽きる」これが、わたしたちの信念です。叱ることは子育てにおいて避けられない営みですが、その方法によって子どもの心の成長は大きく変わります。

発達心理学では、母子の間で行われる心のやりとりを「アタッチメント（愛着関係）」と言います。このアタッチメントが安定して形成されている子どもは、失敗しても「自分は大丈夫」と思える自己肯定感を育むことができます。しかし、叱り方を誤ると、この大切な親子の絆を傷つけてしまうことがあるのです。

大人が認知している「子どもの行動」は、大人の脳で思考したものであって、子どもの真実を表わしていません。だからこそ、叱る前に子どもの視点に立ち、その行動の背景にある気持ちを理解することが重要になります。

## 自己肯定感を傷つける叱り方の特徴を知る

まず、どのような叱り方が子どもの自己肯定感を傷つけるのかを理解しましょう。以下のような叱り方は、子どもの心に深い傷を残す可能性があります。

### 人格を否定する言葉を使う

「だめな子ね」「どうしてそんなこともできないの」といった言葉は、子どもの行動ではなく存在そのものを否定しています。子どもは「自分には価値がない」と感じてしまい、自己肯定感が大きく低下します。

### 他の子どもや兄弟姉妹と比較する

「〇〇ちゃんはもうできるのに」「お兄ちゃんは3歳でできたよ」という比較は、子どもの自己肯定感を最も傷つける叱り方のひとつです。子どもは「自分は劣っている」という劣等感を抱き、挑戦する意欲を失ってしまいます。

### 感情的に怒鳴る

親だって人間です。疲れているとき、忙しいときについカッとなることもあるでしょう。しかし、感情的な怒りは子どもに「怒られた」「自分はダメな存在だ」というマイナスの感情しか残しません。

### 過去の失敗を蒸し返す

「また同じことして」「この前も言ったでしょう」と過去を持ち出す叱り方は、子どもに「自分は成長できない」という思い込みを植え付けてしまいます。

## アタッチメントを守る叱り方の基本ステップ

では、子どもの自己肯定感を傷つけずに叱るには、どうすればよいのでしょうか。わたしたちは発達心理学の知見を、育児における実践の立場から伝えるカリキュラムを組んでいます。その中から、すぐに実践できる基本ステップをご紹介します。

### ステップ1：6秒待って冷静になる

怒りのピークは6秒で過ぎると言われています。子どもの行動にイラッとしたら、まず深呼吸をして6秒数えましょう。この間に、感情的な反応を抑えることができます。

**声かけ例：**（心の中で）「1、2、3、4、5、6…よし、落ち着いた」

### ステップ2：子どもの気持ちを受け止める

叱る前に、まず子どもの気持ちを言葉にして受け止めます。これがアタッチメントを守る最も重要なステップです。子どもは「お母さん、お父さんは自分のことを分かろうとしてくれている」と感じ、安心感を得られます。

**声かけ例：**

- 「そっか、〇〇したかったんだね」
- 「それは悔しかったね」
- 「楽しくて夢中になっちゃったんだね」

### ステップ3：行動の問題点を具体的に伝える

子どもの人格ではなく、具体的な行動について伝えます。「何がいけなかったのか」を子どもが理解できる言葉で説明しましょう。

**声かけ例：**

- 「おもちゃを投げると、壊れてしまうよ」
- 「大きな声を出すと、隣の人がびっくりするね」
- 「順番を抜かすと、待っていたお友達が悲しい気持ちになるよ」

### ステップ4：望ましい行動を一緒に考える

「〇〇しなさい」と一方的に指示するのではなく、子どもと一緒に「次はどうしたらいいか」を考えます。これにより、子どもは自分で考える力を身に付けることができます。

**声かけ例：**

- 「次は、どうしたらいいと思う？」
- 「一緒に考えてみようか」
- 「こういうときは〇〇するといいかもしれないね」

### ステップ5：フォローの言葉をかける

叱った後は必ずフォローの言葉をかけましょう。「あなたのことが大好きだよ」「あなたならできるって信じているよ」という言葉が、子どもの自己肯定感を支えます。

**声かけ例：**

- 「お話を聞いてくれてありがとう」
- 「ちゃんと分かってくれたね、えらいね」
- 「〇〇のこと、大好きだよ」

## 場面別：自己肯定感を守る声かけの実践例

ここからは、日常でよくある場面ごとに、具体的な声かけ例をご紹介します。知識として知ることは、ものごとの解釈を変え、人の行動を変えます。ぜひ参考にしてみてください。

### 場面1：おもちゃを片付けないとき

**避けたい声かけ：**「何回言ったら分かるの！」「片付けないなら捨てるよ！」

**自己肯定感を守る声かけ：**

1. 「まだ遊びたかったんだね」（気持ちを受け止める）
2. 「でも、おもちゃが床にあると踏んで痛いし、なくなっちゃうかもしれないよ」（理由を説明する）
3. 「一緒にお片付けしようか。どこから始める？」（一緒に取り組む姿勢を示す）

### 場面2：兄弟姉妹とけんかをしたとき

**避けたい声かけ：**「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「どうしていつもけんかするの」

**自己肯定感を守る声かけ：**

1. 「悔しかったんだね」「怒りたくなる気持ち、分かるよ」（双方の気持ちを受け止める）
2. 「叩くと相手も痛いし、悲しい気持ちになるよ」（行動の影響を伝える）
3. 「言葉で『やめて』って伝えてみようか」（代わりの方法を提案する）

### 場面3：公共の場で騒いだとき

**避けたい声かけ：**「恥ずかしいからやめて！」「みんな見てるよ！」

**自己肯定感を守る声かけ：**

1. 「楽しくてはしゃぎたい気持ち、分かるよ」（気持ちを認める）
2. 「でも、ここはみんなが静かに過ごしたい場所なんだ」（状況を説明する）
3. 「小さな声でお話ししようね。外に出たら思いっきり遊ぼう」（代替案を示す）

### 場面4：約束を守らなかったとき

**避けたい声かけ：**「嘘つき！」「もう信用できない」

**自己肯定感を守る声かけ：**

1. 「ゲームが楽しくて、時間を忘れちゃったのかな」（行動の背景を想像する）
2. 「約束を守れなかったのは残念だったね」（事実を伝える）
3. 「次は、タイマーをセットしてみる？どうしたら約束を守れそう？」（解決策を一緒に考える）

## 叱った後に大切にしたいこと

「わかっちゃいるけど、そうできなくてゴメンね」と認めることです。親だって人間です。間違うことそのものには、大きな弊害はありません。大切なのは、叱った後のフォローです。

### スキンシップで安心感を与える

叱った後は、ぎゅっとハグしたり、頭をなでたりして、スキンシップを取りましょう。言葉以上に「あなたのことが大切だよ」というメッセージが伝わります。

### 感情的に叱りすぎたときは素直に謝る

もし感情的になりすぎてしまったら、「さっきは怒りすぎちゃってごめんね」と素直に謝りましょう。親が謝る姿を見せることで、子どもも「間違えても大丈夫」「謝ればやり直せる」ということを学びます。

### 良い行動ができたときはしっかり認める

叱った行動を子どもが改善できたときは、その努力をしっかり認めましょう。「さっき教えてあげたこと、ちゃんとできたね」という言葉が、子どもの自己肯定感を高めます。

## 日本アタッチメント育児協会の取り組み

日本アタッチメント育児協会では、発達心理学に基づく「育児の専門知識」を学ぶ、理論と実技の講座を提供しています。わたしたちは、アタッチメントを親に伝える「アタッチメントの伝道師」として、育児セラピストをはじめ、さまざまなインストラクターを育成しています。

知識の習得（レクチャー）と、実体験（ワークショップ）を通して、子育てにおける実践的なスキルを身に付けることができます。同じ志のもとに、多種多様な人たちが会して、同じ場で学びます。受講生の7割は、保育士、看護師、助産師などの専門職の方々です。

これまで9000人以上の方（2026年現在）が、当協会の講座を受講されています。[育児セラピスト講座](https://www.naik.jp/course/it2.php)では、アタッチメント理論を実践的に学ぶことができます。

## よくある質問

### Q：叱らない子育てをすべきでしょうか？

叱ることは子どもに「生きる指針」を教える大切な営みです。問題は「叱らないこと」ではなく「どう叱るか」です。子どもの気持ちを受け止めながら、行動の問題点を具体的に伝えることが重要です。

### Q：つい感情的になってしまいます。どうすればよいですか？

感情的になりそうなときは、まず6秒待ちましょう。その場を離れて深呼吸するのも効果的です。それでも感情的に叱ってしまったときは、後から素直に謝ることで親子の信頼関係を修復できます。

### Q：何度言っても同じことを繰り返します。どうしたらいいですか？

子どもが同じ行動を繰り返すのは、まだその行動を制御する脳の機能が発達途中だからです。「できないこと」を責めるのではなく、「どうしたらできるか」を一緒に考える姿勢が大切です。焦らず、長い目で見守りましょう。

### Q：パートナーと叱り方の方針が合いません

子どもの前で叱り方について言い争うことは避けましょう。まずは夫婦で「どんな子どもに育ってほしいか」というゴールを共有し、そのために必要な関わり方を話し合うことをおすすめします。

## まとめ：親子の信頼関係を育む叱り方を実践しましょう

子どもの自己肯定感を傷つけない叱り方のポイントをまとめます。

- 叱る前に6秒待って冷静になる
- まず子どもの気持ちを受け止める
- 人格ではなく行動について伝える
- 望ましい行動を一緒に考える
- 叱った後はフォローの言葉とスキンシップを

そうした「人間らしさ」を理解し、共感し、織り込んだうえで、それでも本質を伝え、体験をとおして感じてもらい、理論をもって納得してもらうことこそが、親子のコミュニケーションにおいて大切なことです。

いっしょに、その道を進んでみませんか。日本アタッチメント育児協会では、[さまざまな講座やセミナー](https://www.naik.jp/course-list/)を通じて、みなさんの子育てを支援しています。みなさんの悩みや課題を、いっしょに向き合わせてください。

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